2008年06月04日

大千軒岳へ お花畑と十字架

さて、山頂で一服し、いよいよお花畑へと向かいます。山頂から少し歩くと下りとなるのでゆっくり歩き、目的地である「千軒平」を目指しました。ここから先は人が歩いているのが見通せるので距離感が掴みやすくなり、歩くのが何となく楽になったような気分。

道筋がすっきり見えてます。
大千軒岳へ お花畑と十字架

大千軒岳上空の青い空が目に染みます。
大千軒岳へ お花畑と十字架

すぐ「ミヤマキンポウゲ」や「グンナイフウロ」の群落が出迎えてくれ気分が良いです。しばらくして、頂上直下の方から大きな声が聞こえたので何だろうと思い見てみると、そこにはパーテイを組んだ登山者が休憩していました。どうやら「千軒の岩清水」といわれる湧き水がそこにあるようです。まえもって聞いてはいたのですが、全く頭になかったので帰り道に寄る事としました。

「千軒の岩清水」でしょうか?
大千軒岳へ お花畑と十字架

「ミヤマキンポウゲ」
大千軒岳へ お花畑と十字架

しばらく歩くと「エゾノハクサンイチゲ」がその白い花を、西側斜面一杯に咲かせていました。見事な大群落です。そして「ミヤマキンバイ」や「ミヤマアズマギク」も姿をみせてくれました。この「ミヤマアズマギク」の薄紫の花色が素晴らしい美しさですっかり感動してしまい、もうこれで十分だなあ〜なんて思いました。

西側斜面は「エゾノハクサンイチゲ」の白いお花畑。
大千軒岳へ お花畑と十字架

「ミヤマアズマギク」。とにかく美しい。
大千軒岳へ お花畑と十字架

「エゾノハクサンイチゲ」
大千軒岳へ お花畑と十字架 大千軒岳へ お花畑と十字架

西側斜面はどこもお花畑。
大千軒岳へ お花畑と十字架

振り返ると「大千軒岳」の山頂が。
大千軒岳へ お花畑と十字架


花を撮影しながらゆっくりと進むと、まだ距離があるのですが先に人溜まりが出来ています。そこが「十字架」のある「千軒平」でした。気持ちがはやるのですが、道路脇には「ミヤマオダマキ」や「チシマキンレイカ(タカネオミナエシ)」、さらにはセリの仲間が花を咲かせていたので撮影優先状態。あせらずゆっくり撮影しないとせっかくのチャンスを失敗しそうです。

「千軒平」がはっきりと確認できます(人が大勢)。
大千軒岳へ お花畑と十字架

「十字架」と先客。
大千軒岳へ お花畑と十字架

そして十字架付近に到着したのが山頂を出発してから40分後の11:30分でした。先客が十字架を撮影していたので少し手前で待つことに。十字架の周りはお花畑状態。とにかくどんどん撮影です。そのうち先客が頂上へと戻っていったので入れ替わりました。

周りはお花畑。最高に気持ちが良いです。
大千軒岳へ お花畑と十字架 大千軒岳へ お花畑と十字架

大千軒岳をバックにと思ったのですが十字架が・・
大千軒岳へ お花畑と十字架

「ミヤマオダマキ」と「エゾノハクサンイチゲ」。
大千軒岳へ お花畑と十字架

この四種類がお花畑のメイン。
大千軒岳へ お花畑と十字架

「ミヤマアズマギク」。この花の虜になってしまいました。
大千軒岳へ お花畑と十字架

咲き始めたばかりの「チシマキンレイカ」
大千軒岳へ お花畑と十字架

この十字架が建てられたのにはわけがあり、そこにはとても悲しい歴史があります。106名のキリシタンが千軒岳一帯で殉教し、また宣教師二人も同じく幕府に処刑(火刑と氷責め)されたのです。当時幕府によるキリスト禁教令は信者に苛烈な試練を与えたのでした。(この悲しい歴史はしネットで検索するとすぐ調べられます)
posted by 蝦夷地人 at 17:16| 北海道 曇り| Comment(2) | TrackBack(0) | 登山ー大千軒岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

大千軒岳へ 山頂へ

ほぼ一年振りに「千軒岳登山」を再開します。

花を見つけては寄り道をするのでなかなか山頂へと進みません。それでも尾根に出てからは足取りが軽くなり、進むペースが速くなりました。尾根沿いにもきちんと距離標識が立てられており、時間の計算が立ちとてもありがたかったです。そして、あと1200mの標識を過ぎ木立のトンネルを抜けると景色が一変しました。千軒岳を取り囲む山々が一望出来るようになり、その素晴らしい眺望が姿を現したのでした。遠く函館山や横津岳、当別の丸山などがすぐわかりましたが、その他の山並みがどの山なのかさっぱりわかりません。この時、山を知っている人と登ったらどれほど楽しいのだろうと思いました。


あと1200mの標識
大千軒岳へ 山頂へ

木立のトンネル。
大千軒岳へ 山頂へ

遠くに見える「丸山」と手前は「七ツ岳」でしょうか。
大千軒岳へ 山頂へ

折り重なるように連なる山々。。
大千軒岳へ 山頂へ

眺望に見とれながらも前進です。頂上まであと1000mの看板を通り過ぎ、通せんぼをしている木を潜り抜けてしばらくすると、北側の斜面から何やら騒がしい声が聞こえるのでその近くへと行ってみると声が静かになりました。どうしても気になったので笹にまりながら尾根から少し斜面を下りてみると、そこには雪が解けて出来たのでしょうか、小さな沼?みたいな水溜りがあり、カエル達(エゾアカガエル?)が群れているのでした。私が写真を撮ろうとしたらぱあ〜っと散ってしまい、姿を写すことは出来なかったのが残念。

あと1000の標識
大千軒岳へ 山頂へ

山頂?がみえて来ました。
大千軒岳へ 山頂へ

”通せんぼ”の木。
大千軒岳へ 山頂へ

これが小さな沼?まだ雪が僅かに残っていました。
大千軒岳へ 山頂へ

このへんで山頂がどこなのかがやっとわかりました。
大千軒岳へ 山頂へ

追い越していった女性の登山者と頂上付近。
大千軒岳へ 山頂へ

西側の斜面には「シラネアオイ」の大群落。
大千軒岳へ 山頂へ

「オオカサモチ」や「グンナイフウロ」。
大千軒岳へ 山頂へ

山頂はもう間近!
大千軒岳へ 山頂へ

「ミヤマキンバイ」と「グンナイフウロ」。
大千軒岳へ 山頂へ

「大千軒岳」山頂(1071m)到達です。
大千軒岳へ 山頂へ

「一等三角点」の標石。
大千軒岳へ 山頂へ

山頂から見る「前千軒岳?」。
大千軒岳へ 山頂へ

西側の大きな谷。向かいの山の残雪が美しい。
大千軒岳へ 山頂へ



posted by 蝦夷地人 at 21:29| 北海道 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山ー大千軒岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月10日

大千軒岳へ   登山

千軒岳登山の続きです。
さて、広い駐車場には既に何台もの車が停まっていましたが、ちょうど二人のご婦人がおられたので話しかけてみました。「山菜採りですか?」と聞いたら「タケノコ採りだよ、もう遅い時期だけど」。「あんたは?」と聞かれ「花の写真を撮りに」と言うと「色んな目的で来る人がいるのだね」と感心していました。話をしながら準備をし終えいよいよ登山です。この時8:45でした。

大千軒岳へ   登山

大千軒岳へ   登山

登山口は登ってきた道を少し戻ったところにあります。ここに設置されていたポストの名簿に記入しも登り始めました。入り口から鬱蒼としたブナ林と結構な勾配の登山道です。まだ朝早いせいもあったからでしょう、足取りが重く感じられました。でも登り始めてすぐ「コケイラン」や「エゾノヨツバムグラ」の姿が見られ、これから先の期待感が一気に盛り上がりました。

大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山

急な登山道をどんどん登ります。「ハリブキ」や「ツクバネソウ」「ヒメモチ?」などの花の姿を見ながら登り、雪で根元の曲がった木を通り抜けるとやがて2000の標識が。あと2000mで頂上の意味なのでしょう。ここまで30分ほどの行程。まだ頂上には程遠いですが一歩一歩進みます。やがて少しずつ頭上の視界が開け、明るい青空が広がりだし、日差しを浴びた「ブナ」の木の葉が清々しさを感じさせてくれました。

大千軒岳へ   登山



登山道に日差しが入るようになってからは野草の種類も変わり始めます。先に「ノウゴウイチゴ」の白い花の姿がみられ、やがて「フギレオオバキスミレ」が黄色い花を見せてくれました。この「フギレオオバキスミレ」はほぼ終わりの時期でしたが、道路脇にびっしりとその葉の姿が見られたので、盛期はどれほど見事だったことでしょうか。

大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山

明るくなった登山道を進むと「ミネザクラ」がまだその花を咲かせ、やがて尾根道へと辿りつきました。尾根道へ出たところには「盗掘防止パトロール」の旗が掲げられておりましたが、このような旗を立てなくて済むようになって欲しいものです。ここまで約50分の行程でした。

大千軒岳へ   登山

大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山

尾根沿いの道はまだ日本海側の風景しか見せてくれませんが、それでもかなりの絶景。ついカメラを向け撮影してしまいます。そして、明るくなった登山道には「エゾグンナイフウロ」が薄紫色の花を開かせ、「マイズルソウ」「ゴゼンタチバナ」さらには「ツマトリソウ」がその可憐な姿を見せ、目を楽しませてくれました。


大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山



大千軒岳へ   登山

洋上に浮かぶ「松前小島」
大千軒岳へ   登山

「松前大島」。はっきり写っていませんが小島より約3倍距離が離れています。
大千軒岳へ   登山

大千軒岳へ   登山 大千軒岳へ   登山

posted by 蝦夷地人 at 15:39| 北海道 曇り| Comment(0) | TrackBack(1) | 登山ー大千軒岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月09日

大千軒岳へ 林道を走る

千軒岳登山の続きです。

林道に入ってもしばらく舗装道路が続き、対向車さえ気を付ければと思いながらの運転でした。5分ほど走ったところで大きな案内標識が見え、車を停めルートの確認です。ここには入山手続き用のポストがあり書き込みしながら確認すると、既に6組私の前に記入されており、早い人は5時頃の記入となっていたので私が目を覚ました頃に入山しているのでした(早い!)。

大千軒岳へ 

大千軒岳へ

ここから道路は別れるのですが、一方は通行止めなので案内に従って進みます(これより登山口まで25キロあります)。ここからしばらくの間舗装がしてあり、立派な要壁も組まれていたところもあり気がとても楽でした。10分も走ったら「松前町 馬の背」の標識が道路脇に立てられていましたが、何の意味なのか良くわからないのでそのまま進みます。

大千軒岳へ 大千軒岳へ 大千軒岳へ 大千軒岳へ

そして、それからすぐ舗装道路がダート道に変わってしまいました。いよいよ厳しい山道の始まりです。なぜか勝手に登るばかりだけと思っていた林道ですが、いざ走ってみたら長い上り坂と下り坂の繰り返しでした。直線はほとんどなく視界の開けないカーブの連続です。こんなところで対向車がきたら大変だなあ〜など思っていたら突然対向車が目の前に!狭い道でしたのでかわすのが大変。たまたま軽トラックだったので何とかスムーズにやり過ごすことができました。少し大きい車だったら面倒くさいことになりそうです。

それでも道路の要所はきちんと整備されており、初めの不安はだんだんなくなってしまいました。途中分岐路が何箇所かありましたが、鉄のゲート側を進むように行けば問題なしです。また道路脇に「オオバミゾホオズキ」の黄色い花がびっしり咲いていて、目を楽しませてもくれます。


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さらに進むと、路肩が削られてしまい道幅が狭くなっているところがありました。ここを通りぬけた辺りから最後の急な登りに入ります。15分くらいその道を走ると急に視界が開け、そこが登山口の駐車場でした(途中には旧道登山道の入り口がありました)。林道に入ってから約1時間20分の所要時間で、自宅を出発してから丁度三時間での到着となりました。

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大千軒岳へ 林道を走る

posted by 蝦夷地人 at 18:23| 北海道 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山ー大千軒岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

大千軒岳へ

今日はこの春に登った「千軒岳」を紹介します。
登山したのが6月16日。他のブログに掲載しましたが、こちらにもアップします。

大千軒岳へ

天気に誘われたからではないのですが、土・日と登山を兼ねた取材に行ってきました。
土曜日は「大千軒岳」、日曜日は「恵山」です。ともに良い天気に恵まれ素晴らしい登山となりました。
そんなわけで、今日からしばらくは「大千軒岳」を紹介しますのでお付き合い下さい。

大千軒岳は初めて登山する山なので前日まであれこれ調べて思案し、松前側からの新道登山ルートを選び向かう事に。
朝5:00に起床し色々準備して5:40の出発。朝早いので車は快調に国道228号線を走ります。
途中、知内町あたりでは遠く千軒の山並みが一望でき、僅かに白い雪渓を残していたので登頂が楽しみとなりました。

大千軒岳へ

大千軒岳へ

大千軒岳へ

そして、“横綱の里”福島町の町並みを見ながら南下、幾つかの覆道を通り抜け“北海道最南端”「白神岬」に到着です。ここで時計は7:00を指していました。

大千軒岳へ

大千軒岳へ

この岬からは津軽半島が間近に見えるはずなので、車を降りて休憩しながら対岸の風景を眺めると、少し霞んでいたのですが“津軽富士”「岩木山」がうっすらと洋上に浮かぶようにそびえていました。これで、今回の目的の一つでもあった「岩木山」を見ることができ、幸先の良いスタートとなりました。

大千軒岳へ

大千軒岳へ

大千軒岳へ

ここからは日本海側を北上し及部川までは5分程。道路標識に道道607号と書いてあるのでここで右折します。

大千軒岳へ

しばらく舗装道路が続くのですが、急に道幅が細くなったり広くなったりするので少し不安になり、道を歩いていた地元の方に「千軒岳」に行く道で間違いがないか確認したら「間違いないがこの車で行くの?」と言われ、別な不安が頭を大きくよぎりました(笑)。ここまで来て引き返すわけには行かず、とりあえず行けるところまで行ってみようと腹を決めて進みます。するといよいよ道幅が狭くなり林道らしくなってきました。

posted by 蝦夷地人 at 19:41| 北海道 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 登山ー大千軒岳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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